TUTORIAL 14 | 2008.05.03
ホログラムの表現
Aharon Rabinowitz氏のホログラムの表現チュートリアル「Creating a Hologram Look in After Effects」を参考に、ホログラムの出現表現と映像の乱れの表現を追加してみました。
- 使用エフェクト
- 標準エフェクトのみ
- 制作サイズ
- 720 x 480px
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背景を用意し、余分なところを切り取った人物の素材を用意します。
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人物の素材をホログラムっぽい色合いにするため、「ブラー(ガウス)」「色相/彩度」「レンズフィルタ」で調整します。画像の値を参考にしてください。
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次に、「グリッド」を適用し、走査線を表現します。画像の値を参考に好みの走査線の数にしてください。
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映像の乱れを表現するために、「波形ワープ」を適用します。そして「波形の高さ」にエクスプレッションを適用します。
「波形の高さ」のエクスプレッション
noise(time*5)*15
他の値は画像を参考にしてください。
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出現の表現ですが、「カードワイプ」を適用します。
「カードワイプ」の、「変換終了」を調整し、パラパラと出現するようにします。画像の数値は参考です。素材に合わせて調整してください。
「背面レイヤー」を「なし」にしておくことで、何もない状態から出現させることができます。また、他の値も画像を参考に調整してください。 -
次に、人の素材レイヤーを複製し、レイヤーのモードを上から「加算」「ハードライト」「スクリーン」に変更します。
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さきほど複製した一番下のレイヤーに「グロー」を適用し、ほんのり光らせます。
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最後に、出現の表現に少し手を加えます。複製した一番上のレイヤーのカードワイプの「変換終了」のキーフレームを他の2つのレイヤーより縮めます。
これで完成です。