海中の作り方
- 使用エフェクト
- Trapcode Particular/Trapcode Shine
- 制作サイズ
- 1280 x 720px
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新規レイヤーを作り、カラーカーブを適用します。これが全体的な背景となります。
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続いて上部にある波を作ります。新規レイヤーを作り、少し大きめにマスクをかけます。
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3Dレイヤーにチェックを入れ、トランスフォームの値を参考画像のように変更します。
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横幅が切れているので補足するために、「CC RepeTile」エフェクトを適用し両端が埋まるように値を調整します。
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「フラクタルノイズ」エフェクトを適用しパラメータを参考画像のように変更し、次のエクスプレッションを書きます。
「サブのオフセット」のエクスプレッション
[0, time*-30];
「展開」のエクスプレッション
time*100
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先ほどの波部分を作ってたレイヤーをプリコンポーズします。ここでは分かりやすいように「nami」と名づけておきます。
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メインのコンポジションに戻り、先ほどプリコンポーズしたレイヤーのレイヤーモードを「加算」に変更し、「CC Glass」エフェクトを適用します。
これで上部の波の部分は完成です。 -
次に地面を作っていきます。プロジェクトパネルで「nami」のコンポジションを複製し「ground」と名前を付けます。
このあと作る地面も差す太陽光もこの「nami」コンポジションを元に作ります。そうすることで海面の波の動きと光の動き、地面の光の反射の動きが近くなりリアル感が増します。 -
「ground」コンポジションの中の平面レイヤーのトランスフォームを画像の値に変更します。
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「フラクタルノイズ」の値とエスクプレッションを参考画像のように変更します。
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「ground」コンポジションをメインのコンポションに配置し、レイヤーモードを「加算」に変更します。
レイヤーの不透明度も「78%」に変更します。 -
先ほど配置した「ground」レイヤーに「CC Glass」エフェクトを適用し値を参考画像のように変更します。
これで地面はできました。 -
質感を上げるために、新規黒色レイヤーを作成し、参考画像のようにマスクを作り、レイヤーモードを「オーバーレイ」にします。
レイヤーの不透明度も「85%」に下げます。 -
次に差し込む光を作っていきます。「nami」レイヤーを複製し、「Trapcode Shine」エフェクトを適用し値を参考画像のように変更します。プレビューしてもらえれば分かりますが、この光は波の動きにあわせて光も手前に流れてきてくれます。
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次に手前と奥に違った差し込む光を増やしていきます。まずは手前の光から。
新規平面レイヤーを作成します。ここでは「太陽光 補足」というレイヤー名にしました。「フラクタルノイズ」エフェクトを適用し、値とエスクプレッションを参考画像のように変更します。 -
「CC Radial Blur」エフェクトを適用します。(見やすくするため「太陽光」レイヤーは非表示にしています。)
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レイヤーのモードを「加算」、不透明度を「57%」に変更します。
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マスクを参考画像のようにかけ、光が下の方に行くにつれ消えて行くようにします。
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位置を参考画像のように少し上の方に移動させます。これで手前の光は完成です。
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次に奥の光を作ります。「太陽光 補足」レイヤーを複製し「太陽光 補足 奥」という名前を付けました。
参考画像のようにレイヤー順序を変更し、「CC Radial Blur」「トランスフォーム」の値を変更します。
これで奥の光も完成です。(見やすくするため「太陽光」「太陽光 補足」レイヤーを非表示にしています。) -
これで光の作成はすべて完成です。画像はレイヤーをすべて表示させたもの。
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最後に海中に漂うホコリっぽいものを作成します。
新規平面レイヤーを作成し、「Trapcode Particular」エフェクトを適用し値を調整します。 -
ホコリのレイヤーのモードを「オーバーレイ」、不透明度を「50%」に変更します。
Particularの出始めはパーティクルが出揃っていないため、好みに応じてレイヤーの開始位置を前にずらします。 -
これで完成です。画像をクリックで1280 x 720 pixcelの原寸大で見れます。